スポーツ用品製造のウイトコ(神戸市中央区)が開発したフィギュアスケートの練習用レギンスが、人気を集めている。ソチ冬季五輪で男子金メダルの羽生結弦選手や女子の有名選手らも使用。フィギュア人気を背景に愛好者が増えている。
フィギュアの大会では、黒いタイツのようなレギンス姿で調整する選手の姿が何度もテレビに流れた。外からは氷の冷たさや水を通さないが、内側の汗は外に出す。国内では、大阪府東大阪市のメーカーだけが生産できる特殊な繊維を使っている。
ウイトコは、この繊維を使ってベトナムの工場でスキー用の手袋を製造しており、これをレギンスに転用した。2006年に発売し、口コミで評判が広がった。同社によると、羽生選手は10年ごろから使っているという。
開発のきっかけは「神戸・ポートアイランドのリンクで、娘がスケートを始めたこと」と中田晴久社長(58)。05年ごろで、当時はトレーニングウエアでの練習が主流だった。
初心者ほどよく転ぶので、服がぬれ、寒さのあまり競技をやめる子もいた。そこで娘の教室仲間に試作品を配り、改良を進めた。
娘の名前にちなみ「マリーナアイス」のブランド名で販売。年率20%のペースで売上高が伸びている。昨年8月には、兵庫県西宮市に開業した「ひょうご西宮アイスアリーナ」に初めて直営店も出した。
中田社長は「お金のかかるスポーツなので、練習着は高品質の商品を安く提供したい」と話す。タオバオ
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